三七は三七人参、田七、田三七、田七人参、金不換など、いろいろな呼称を持つウコギ科人参属の多年生草本です。中国の古書には「一本の茎から三本の枝が伸び、その先に七枚の葉がつくところから三七と呼ぶ」とあります。「補血第一」と称される中国最高の人参です。
少数民族の収穫風景
三七は雲南省の少数民族「苗族」の伝承植物でお金に換えがたい価値を持つことから「金不換」と呼ばれます。宮廷への献上品、軍の特需品としても珍宝されました。三七は土質に優れた文山州で85%以上が生産され「文山三七」は格上の品として評されます。
三七の等級は「何個で500グラムになるか」という「大きさ」を「頭」という単位で表して決められます。10~19個で500グラムの三七が「20頭」「一等級品」に相当します。一等級三七では抑制・鎮静型のサポニン(Rb1)などが優位になります。
※写真の一番右側がフリーズドライの三七です。
三七の特有成分としては30余種のサポニン、デンシチンなどがあり、その他フラボノイド、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、多糖類など健康に役立つ多くの成分が含まれています。
文山三七「夢三七」は三七の持つ機能を十二分に発揮するために、原料となる三七はすべて一等級品を使用します。国内で「微粉末」に粉砕・滅菌処理の後、一度「顆粒」に仕上げ「打錠」します。こうして一等級三七100%で無添加の製品を皆様にご提供しています。
文山にある三七市場では等級の小さな三七は写真のように直接地面に山積みされ売買をされています。
日本への輸出は特に安全性を重視し、徹底した洗浄過程を行っています。
※「夢三七」をより深く理解するために薬局、薬店様と共に定期的に文山を訪問し三七に関する情報収集と研鑽に努めています。